皆さま、おつかれさまです。ainame01です。
独り身時代の大阪旅!を、先日お伝えいたしました。今回は、ふだん単独行動が圧倒的に多いわたくしが、同僚6人と、その名も、ダメ人間ツアー!と銘打って敢行いたしました大阪•京都・長崎旅!を、チョコチョコお伝えしたいと、思うのであります!
そもそも、ダメ人間ツアー!の由来はといいますと、朝イチから酒を呷って、ダメ人間を具現化して、向こう数年労働に励む活力を得よう!という、とってもダメで壮大なテーマに拠るのであります。3年の積立てを経て!の旅でありましたので、あらゆる経費を賄えるほどの周到旅!でありました!大阪関西旅の初日、伊丹空港に降り立ちました一行、バスで、どこに移動したのでありましたか?覚えておらないのであります。梅田でありましたのでしょうか?地下街で、最初の一杯をやった!ことは、朧気に‥‥。地下街のその店は、小さく、扉もない、暖簾をくぐるだけのお店でありました。そう、そこは、串カツのお店でありました。ここで、特筆すべきは、味や接客といったことでは、じつはない!のであります。そのお店の前を通りすぎる際、まだ口開けしていない店舗を見て、あー、やってないかあ!残念!と、一行の一人が呟いたところ、店主さんがヒョイ!と、顔を上げ、大丈夫やで!と、我々を迎えてくれた!、その光景が、アリアリと、いまも目に浮かぶのであります!大阪あきんどの強かさ!、うわさに聞いたがめつさ!、その具体を垣間見て、われわれは清々しさ!に包まれたのであります!
カッコつけない!、その正直なこころと体!に、大阪カッケえ!と、ニヤついたのであります!地域性と、云うのでありましょうか?席が空いていても座らない我が地方!、席が空いていれば遠慮なく座る大阪!、正直であるのはいずれでありましょうか?火を見るより明らか!な彼我のちがい!、わたくし、再確認したのであります!自分のこころに正直でありますことの、真のうつくしさ!に、羨ましさ!嫉妬!すら覚えたのでありました。
で、その串カツは?といいますと、本場の串カツは、軽い!といいますか、油を感じさせない!のでありますね。わが地方で食す串カツは、おかず、惣菜としての其でございますので、大きく、ちと油が多いのでございます。対しまして、大阪串カツのあの食べやすさ、そして胃もたれ無縁の揚げ具合、まさに職人芸!おみごとでありますね。そして、その職人芸を目の当たりにする、カウンターの醍醐味たるや!いいでありますねえ。まさに特等席であります。整然と並ぶたくさんのネタ、ムダのない流れる職人の所作、さらに、ウワサに聞いた二度つけ禁止ソース!じつに、機能的で、庶民的で、独創的で、すべてが工夫の産物でありますね。ソースに言及いたしますれば、そのルールをみなが守る!という、信頼によって成り立つ商売のかたち!こそが、カッコいい!と、痺れるのであります。そして、その規則が、連綿とつながれて今に至るところ!こそが、人と人の距離が近しい大阪の自信!と、恐れ入るのでありました。
つづきまして、こちらは、新世界の端にある有名店、のんきやさんでありますね。こちらでも、スバらしい大阪?関西?では当たり前のルールに、いいなあ!と、思ったものであります。それは、豆腐のうえに添えられるとろろ昆布!でありますね。うどん屋さんの天かす(あれは揚げ玉と呼ぶのでありましたか?)、ラーメン屋さんのネギ、おでん屋さんのこのとろろ昆布と、おいしく食べるための、いわゆる無料サービス!に、ああ文化の違い!地域差!大阪って、太っ腹!なのであるなあ!と、またまた素直に素直に感動するのでありました。
旅の愉しさというものは、人それぞれでありますが、わたくしの愉しみは、異文化の衝撃!が、いちばんなのであります!のんきやさんでは、土手焼き!も初めて食したのでありました。あまいものに、たっぷり七味をかける!というその発想、愉しいですよねえ。牛スジという部位を食すこと、ホルモンは放るもん!に由来すること、笑いを添えた庶民の工夫の産物!ステキでありますよねえ。むろん、わたくしの地域にもそうしたものは、あるに決まっているのでありますが、笑いを添える!まったく以て自由な発想発!という点は、大阪!関西!の抜きんでているところ!のように思えまして、わたくし、愉しくてドキドキワクワクする!のであります。
無知を自覚して、まなぶという歓び!何歳になりましょうとも、生きているかぎり、まなび!といいますのは、たいせつ!なのでありますねえ。そして、そこに先人の苦境から生れ出た苦肉の策という名の工夫!を見出したりしますと、わたくし、たまらん!のであります!
皆さまの旅の愉しみは、なにでありましょうや?
今日もお読みいただき、ありがとうございました!なのであります!